90㎝水槽を購入するなら「水槽セット90㎝」の一式購入がお得!!
90㎝水槽の購入を考えている場合、水槽セットで購入した方が何かと便利でお得である事は知っていましたか?ここでは、水槽セットの良さを90㎝水槽の基礎知識と共にお届けします。
アクアリウム水槽の種類について
アクアリウム水槽には、大きく2つのタイプがあります。ガラスタイプとアクリルタイプに分ける事ができるのですが、それぞれの材質によって耐久性をはじめ特徴も違います。なので、アクアリウム水槽を購入する際には、各水槽の性質や特徴を把握しておきましょう。
ガラス水槽
ガラス水槽は、素材にガラスが使用されています。水槽自体の透明度が高く、長い間水槽を利用しても水槽が濁りにくい事が挙げられます。また、基本的にアクアリウム水槽を作る際には、水槽の底に砂利やライブロックを敷きますが、それによる水槽の表面の傷つきも少ないと言う特徴があります。しかし、その一方で素材がガラスなので、重量があったり衝撃を受けた際にガラスが割れてしまう事もありますが、その分、高温に強かったり水圧による変形が少ない利点を持っています。
アクリル水槽
アクリル水槽は、素材にアクリルが使用されています。素材がアクリルなので、ガラス水槽と比較すると重量が軽く割れにくい事が挙げられます。しかし、アクリル水槽の場合、長い間水槽を使用し続けていると、次第に水槽のアクリル板が曇ってきたり、水槽表面に傷がつきやすくなったりしてきます。また、水圧によって水槽の形状が歪んでもくるので、アクリル水槽を活用する際には、水槽上部に補強材であるフランジを取り付ける必要があります。このフランジは、水槽の幅・厚みによって変わってくるので、サイズをしっかり把握した上で購入する必要があります。
90㎝の水槽を活用したアクアリウムについて
90㎝水槽とは?
90㎝水槽とは、基本的に横90㎝×高さ45㎝×奥行き45㎝の水槽サイズが一般的です。しかし、90㎝水槽と言われている中には、奥行きや高さが異なっていても横のサイズが90㎝以上の物であれば、90㎝水槽として取り扱いされています。90㎝水槽には、およそ160ℓ~180ℓの水を入れる事が可能となっており、底砂やろ過器をセットした総重量は200㎏程度になるので水槽専用の水槽台に設置し飼育を行います。
90㎝水槽になると、水槽の中で飼育可能な生物の種類もかなりバリエーションが広がります。水槽内で飼育できる生物の数も増えるので、見た目にも美しさや迫力のあるアクアリウムを作っていく事ができます。また、90㎝水槽は水質や水温が変化しにくい最適なサイズとなっているので、初めてアクアリウムをする人にも人気のあるサイズになります。
90㎝水槽で飼育できる生物
- 飼育可能な魚について
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飼育可能な魚に関しては、小型・中型熱帯魚、川魚、海水魚、金魚、メダカ、他にも一部の大型魚も飼育が可能です。具体的には、ポリプテルス、エンドリケリー、アンフィビウス、オスカー、フラワーホーン、セルフィンプレコ等が挙げられます。他にも、水槽内の水質悪化があまり無い特徴を生かして、汽水魚、海水魚の飼育管理がしやすかったり、ミドリフグ、クマノミ等の飼育も最適だったりします。
小魚であれば、最大90匹程度まで水槽内で飼育が可能ですが、混泳させる場合には魚の大きさ、水槽内の下層・上層のどこにいるか等も考慮が必要です。また、過密水槽にし過ぎると水質悪化の進行が早くなったり、生物達のストレスにも繋がったりするので、飼育する数や混泳させる種類には配慮が必要です。 - 魚以外の生物について
90㎝水槽で魚以外の生物で飼育可能な生き物だと、ウーパールーパーやヒメツカエル等を飼育する事ができます。他にも、半水生の生き物になりますが陸地を広く作ってあげる事も90㎝水槽だと可能なので、シリケンイモリやアカハライモリ等の両生類も飼育する事ができます。
- 90㎝水槽向きの水草について
- 90㎝水槽になると、水槽に高さがあって余裕があるので、クリナム・クリスプス、ガシャモク、レッド・ルブラ、ウォーターウィステリア等の後景向きの水草を伸び伸び育てていく事ができます。他にも、前景向きのリシア、パールグラス、グロッソスティグマ、中景向きのクリプトコリネ、ミニマッシュルーム、ブリクサ等も育てる事ができ、アクアリウムの水槽内をレイアウトする際のバリエーションも増えるので、水槽作りを色々と楽しめます。
アクアリウム水槽に便利な「水槽セット」とは?
水槽セットを購入するメリット
前途でも述べていますが、アクアリウムを始める際には水槽を用意しなくてはいけません。しかし、水槽と一言で言っても、熱帯魚、メダカ、金魚等、飼育用の水槽セットにも様々な商品が存在します。特に、アクアリウムに初めて取り組む人にとっては、自分にアクアリウムの知識が無いので、一体何を揃えたら良いのか分かりませんよね。
また、自分で機材を買い足したりする必要も無い所も良い点です。それに、自分で様々な機材を購入した場合、例えば、水槽と機材を別々で購入した事で水槽と機材のサイズが合わなかったり、自分が飼育したいと考えている熱帯魚にそぐわない物を購入してしまったり、色々問題が発生する事も少なくありません。
水槽セットを購入すれば、しっかり水槽にあった機材がセットで付いてくるので、購入に失敗する事無く安心して準備に取り掛かる事ができます。さらに、アクアリウムに必要な機材を別々で購入するよりも、セット購入した方がトータルで掛かってくる金額も安く抑える事ができるケースも多く、このように水槽セットには色々とメリットがあります。
90㎝水槽セットに付いてくる主な機材
- 上部フィルター
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上部フィルターは、アクアリウム水槽にあるフィルターの中でも最もポピュラーな物で、アクアリウム初心者さんから経験者さんまで幅広く愛用されているフィルターなります。水槽水をポンプを利用して、水槽上部のろ過槽のろ材に水を送り込み、そこでろ過された綺麗な水が水槽内に再び戻るようになっています。
- LEDライト
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一昔前までは、LEDライトと言うのはアクアリウムに不向きと言われる事もありましたが、昨今はライトの技術進歩も成長し、アクアリウム向きのLEDライトが様々なメーカーから発売されています。LEDライトは、ライト本体の厚みが薄く、ライトの色を変える事が可能な機能が備わっている等、インテリア性にも優れたライトとして人気があるライトです。
- 専用ガラスフタ
- アクアリウム水槽には、水槽のフタはあった方が良いアイテムです。水槽照明がサビてしまう事を防いだり、水槽から飛び出しやすい熱帯魚等の飼育をしたりする際に、非常に役に立ちます。ピッタリ水槽にはまるフタと言うのは、既製品の水槽とセットになっている物を購入するか自分で作る必要があるので、水槽セットに付いているととても助かります。
- カルキ抜き・水質調整剤
- アクアリウムで生き物を飼育する際に、カルキ抜きは非常に大事な作業になります。その理由は、アクアリウムで飼育される生き物達と言うのは、カルキに対する抵抗力が弱いのでカルキの影響がダイレクトに体の不調に繋がるからです。また、カルキには殺菌効果もあるので、カルキが含まれたままの水道水をそのままアクアリウムに使用すると、せっかく繁殖したバクテリアが死滅してしまい、自然ろ過能力が落ちて水質悪化の原因になります。カルキ抜きや水質調整剤を使用する事で、安全に水道水のカルキを抜いてアクアリウム水槽に使用する事ができます。
- 上部フィルター用ろ材
- 上部式フィルター用ろ材は、数ある水槽用ろ過装置の中でもろ過能力が高いフィルターです。しかし、消耗品であるので、ろ材にも定期的な交換が必要になってきます。汚れが溜まってくると上部フィルターのろ過能力が落ちてくるので、新品と交換する事が大事です。水槽セットに入っていると交換時期にスムーズに取り替えができるので、手間が省かれて助かります。
90cmの水槽セット